使いやすいお箸の定義は個人の好みや使い方によって異なりますが、一般的に言われている特徴みてみましょう。
持ちやすいサイズ感
持ちやすい箸の重さ
手にしっくりと収まり、持ちやすい箸の重さは、個人の好みや使い方によって異なりますが、以下のような目安があります。
一般的な割り箸の重さ
片方あたり約1.5gから2.5g程度です。
これは、軽すぎず重すぎず、ちょうど持ちやすい重さとされています。
ただし、重さは箸の素材によっても異なります。
木製の割り箸は軽く、竹製の箸はやや重め、プラスチック製の割り箸は軽めなど、素材によって重さが異なります。
個人の好みによっても異なります。
割り箸を細かく使いたい場合や、手が小さい場合は軽めのものが好まれる傾向です。
逆に、割り箸をしっかりと握りたい場合や、手が大きい場合は重めのものが好まれることが多いようです。
最適な割り箸の重さは個人差があるため一概には言えませんが、一般的には片方あたり1.5gから2.5g程度の割り箸が持ちやすい重さとされています。
食べ物を掴みやすい形状
食材のつかみやすさもお箸には重要です。
例えば箸をしっかりと握りたいお料理には、以下のようなものがあります。
うどんやそば炒飯
うどんやそばは、箸でつかんで麺をすすったり、つゆをすくったりすることが多い料理です。
箸をしっかりと握って、麺やつゆをしっかりとつかんでいただくことができます。
肉料理
ステーキや焼肉などの肉料理も、箸でしっかりとつかんで食べることが多い料理です。
箸でしっかりと握って食べることで、肉汁が滴り落ちるジューシーな肉を美味しくいただくことができます。
寿司
寿司は、ネタをしっかりと箸でつかんで食べることが多い料理です。
箸をしっかりと握って食べることで、寿司ネタとシャリのバランスを自分好みに調整することができます。
以上のように、つかむ・すくう・つまむ・混ぜるなどの動作が多い料理には、しっかりと握りやすいお箸を選ぶことも重要です。
鉄板焼、ステーキなどの料理に向いている、業務用にも使われているお箸
例えばこの卵中箸。
滑りにくく、握りやすい形状で、長時間使っていても疲れにくいよう、面取りが施されています。
さらに箸先は細い形状で扱いやすく、しっかりと指の力を伝えやすいので、お寿司、お肉料理にも向いています。
来客用の割り箸にもステキです。
箸の使いやすい長さ
箸の使いやすい長さは、人それぞれ異なるため、一概には言えませんが、以下のような目安があります。
男性の場合:
約23cm〜24cm程度
一般的です。手が小さい人や、箸を軽くつかんで食べる人は、もう少し短めの箸を使うことがあります。
女性の場合:
約21cm〜22cm程度が一般的です。
ただし、手が大きい人や、箸をしっかりとつかんで食べる人は、もう少し長めの箸を使うことがあります。
使いやすい箸の形状
使いやすいと言われる箸の形状をいくつかあげてみましょう。
先が細く尖った形状
先細箸
先が細く尖った形状の箸は、食べ物を細かくつかんで食べやすく、取り分けやすいため、多くの日本人に好まれます。
料亭などでも使われている先細のお箸
先が平たい形状
先が平たい形状の箸は、食べ物をつかみやすく、滑らせにくいため、初心者や外国人にも使いやすいとされています。
筆のように細長い形状
筆のように細長い形状の箸は、軽く扱いやすく、取り分けやすいため、割烹料理店などで使用されることが多いです。
平らな面のある形状
平らな面のある箸は、手にフィットしやすく、滑らせにくいため、食べにくい食材や、湯煎料理などに使いやすいとされています。